未だ1日の陽性者数が安定に不安定ですが、29/04よりコロナ規制をさらに緩和されました。今回はそのことについて見ていきたいと思います。
マスク着用義務の緩和は大きい
今回の緩和で自分にとって大きかったのがマスク着用義務の大規模緩和。通学の際に使うバスなどの公共交通機関ではまだ着用義務がありますが、それでも大学で勉強する際にマスクを使用しなくても良くなるのはとても嬉しく思います。なぜなら自分はマスクが本当に苦手で、短時間つけている分ならいいのですが、授業中、たとえば三時間くらいの長時間つけていなくてはならなくなると、頭が痛くなり、また少々ボーッとしてしまい、勉強に集中できなくなることが多々あるからです。
マスク着用義務が施行される前はよく図書館で勉強していたのですが、着用義務が施行されて以降、図書館から足が遠のいたのでまたあの周りが集中して勉強している中で自分も集中して学習できることを嬉しく思います。
このタイミングでの緩和は選挙に関係あるかもしれない
未だ感染者数が落ち着かない中でこの対策をとるのは今までの厳格な対応からするとちょっと意外だなと思いました。この対策をとった一つの要因は来る選挙に向けての布石かもしれません。
オーストラリアでは近々選挙があるということでこの緩和政策がうまくハマり、陽性者数が爆増さえしなければかなり選局を優位に進められるのではないでしょうか。
一方で次の二週間で陽性者数が一気に増えると局面を読み違えたこととなり、ネガティブキャンペーンになってしまうためこのタイミングの緩和はリスキーな一面も持ち合わせているでしょう。
※ちなみに州首相の属する労働党(連邦議会下院では最大野党)が最新の世論調査によると現与党の保守連合を上回っている模様です。
着用義務がなくなって数日経っての様子
実際、緩和規制が施行された日に大学とショッピングモールに行ってどれぐらいの人がマスクをしているか見に行ってきました。
ショッピングモールでは十人に一人ぐらいがマスクをしており、大学では少し増えて四人に一人ぐらいがマスクを着用していました。ただし、biomedicalの先生方のほとんどがマスクをしていなかったのは少し面白かったです。
ワクチンパスポートは公にはなくなったが大学は引き続き接種義務を継続
以前まではレストランなど特定の場所に入る場合、店員にワクチン接種証明書を提示する義務がありましたが、今回の緩和政策により撤廃されました。これにより、大学のワクチン接種義務もなくなるかと期待を抱いていましたが、残念何とそのまま残る形となりました。
三回目接種の時期が学期末試験の直前になりそうなんですが、なんとか理由つけて避けたいところですね。
最後に
まだ少し規制が残ってはいますが、だんだんとコロナ前の生活に近づいてきていると思います。日本でも風物詩となりかけていた某人物のGW外出自粛の呼びかけが今年はなかったので日本もそんな感じなのかなと思います。今年の冬は日本に帰省できることに期待しながら日々過ごしていきたいと思います。