今週は暑いです、土曜日なんか43度行くようです。
オーストラリアは南半球に位置しているので日本と季節が逆になるんですが、クリスマスは同じで12月にあります。サンタクロースはソリの代わりにサーフボードに乗ってやってきます。
そんなクリスマスシーズンを2年連続真夏のオーストラリアで過ごしているわけですけども真夏のクリスマスはきつい。
まあ、色々理由はあるんですが、まずはクリスマス系の曲ですね。こちらのスーパーとかで流れているのを聞いて気付いたんですが、あれは寒い時に聞くからいいのであって、灼熱の太陽が照りつける時に聞くものではありません。寒い時は心が温まる感じがして独り身の心を癒してくれますが、夏に聞くと余計暑苦しくなるだけです。なのでオーストラリアにはオーストラリアのボサノバ風クリスマスソングを作る必要がありそうです。
あとはイルミネーションですね。先ほども書いた通りただでさえ照りつける太陽が眩しいのに人工的な眩しさも相まって余計気力を奪われてしまいます。真夏の暑い空気と湿気の中ではイルミネーションの綺麗さも半減してしまいます。
つまり何が言いたいかというとクリスマスというのは寒い時期に祝うのが適当であるということ。近年オーストラリアではChristmas in July (7月のクリスマス)なるものの人気が高まってきています。これはオーストラリアにはイギリスやヨーロッパの伝統があるので、寒い時期にクリスマスを祝う伝統に強い愛着があると考えられます。
ではクリスマス当日はどんな感じかというと街に行ってもほぼ誰もいません。オーストラリアではクリスマスは基本的に家族と家でゆっくりと過ごす休日となるため、お店も空いていません。
そんなクリスマスの日に一人で街に行くのは非常に危険と言えます。実際に留学一年目、語学学校時代に一人で街の様子を見にいき、危ない目に遭いそうになりました。これ街に行ってしまった僕が完全に悪いわけですが。
それは、街の探索を終えてバス停に向かう途中、たまたま裏路地の方を見たときに、ホームレスの家族と目が合ってしまいました。途端に父親だと思わしき人に声をかけられてしまい、お金を恵んでくれと言われました。僕は現金を持ってないから無理だと言いましたが、じゃあATMがそこにあるからおろしてきてくれと引き下がりません。それでも無理だとキッパリいうと諦めたのか、家族のもとへ戻っていきました。こういう時はキッパリ断らないといけません。
このようなことが起こり得るので、クリスマスを海外で過ごすよという方は注意が必要です。
ともかく来年はこの状況が解消されて不自由なく日本に帰り、年末年始をゆっくりと過ごせたらと思います。