【不定期オーストラリア留学ログ】怒涛のテスト週間終了、macbookと集団遺伝学の相性の悪さ

2学期の6週目となった今週はかなり忙しかった。テストが3回あり、加えて先週の実験レポートを提出期限があった。また、集団遺伝学での授業でソフトがmacosに対応していなく困ったのでそれも合わせて書いていこうと思う。

テストがあった科目

今までは、多くの科目が学期の折り返し地点であるtuition free weekの後にテストを行うのだが、今学期はその週の前に行うという嫌がらせをしてきた、しかも3つの科目で。

今週何があったのか箇条書きで紹介する。

  • 月曜日: 下肢の解剖学テスト(50%)
  • 火曜日: 通常授業
  • 水曜日: 集団遺伝学のテスト前チュートリアル (事前に問題を解いておく必要あり)、実験レポート提出締切日
  • 木曜日: 午前中に生理学のテスト(20%)、午後に免疫学のテスト(20%)
  • 金曜日: 通常授業

括弧の中の数字は配点。

と言った感じでなかなか忙しかった。他の大学や国のことはわからないが、自分が経験してきた中ではトップに入ってくると思う。

他の学生も大体同じ日程でテスト勉強を優先する人が多く出たので、通常授業の出席がスカスカになった。火曜日、水曜日のチュートリアルにはいつもの七割程度しか人が来ず、金曜日に至っては、教授が腰を抜かしたため、オンラインのチュートリアルになったが、午前中のクラスには2人しかこなかったらしい(そのため午後の分がキャンセルになり、自分は受けていない)。 

解剖学のテストは実際に検体を見ながら問題を解く

生理学と免疫学はペーパーベースに試験だったが、解剖学はpractical testと言って、検体にピンが刺されていて、”ピンが刺されている筋肉の名称を書きなさい”と言った問題が出される。検体はラボでしかもちろん見れないので、家ではどうしているかというとアトラスを使っている。

アトラスを買う上で注意したいのはネッターやグレイ解剖学の有名どころは絵でモデル化されているところである。個人的には絵ではイメージしにくく好きではないので代わりに

を使用している。これは実際の検体を写真に収めているのでイメージしやすく重宝している。

集団遺伝学をやる人はmacbookを買わない方が良いと個人的には思う。

自分の学部では2年生になると3つのメジャーコースに加え、2つのスペシャリゼーションを取ることができる。自分はHuman Biomedicineをメジャーコースに選び、Human PathologyとHuman Genetics and Genomicsをスペシャリゼーションに選んだ。(リクエストがあれば別で紹介したいと思う。)

その後者の方では遺伝学に関することを学ぶのだが、ラボがほとんどコンピュータベースになっている。毎回結構な量のタスクが与えられるので、授業時間内に終わらせるのが難しくなる時もある。その時は家に持ち帰ってやることも可能だが一つここで問題が出てくる。

自分はmacbookを使っているのだが、授業で扱うソフトがmacosに対応していないのだ。日本でも巷では理系はmacを使うなと言われているが、まさか自分にも当てはまるとは思わなかった。windowsosをインストールして使うことも可能だが、いちいち切り替えて使うのもだるい。

残った手段は大学までいちいち行き、ラボで作業することだが、時間がかかるしまた、他の授業で使用している可能性もあるため非常に効率が悪い。

ちなみに授業で使用してmacosに対応していなかったソフトはpopgeneとstargneneticsである。

また、スポーツ科学部時代にもバイオメカニクスで動作解析をするソフトがwindowsにしか対応していなかった。この時はグループアセスメントだったため良かったが、自分でも確認したかったのを覚えている。

留学するしないに関わらず、バイオメカニクスや遺伝学などを学ぼうとしている人にはmacは個人的にはお勧めできない。

今回の反省を踏まえて、今度ラップトップを買うときはhpのPavilionあたりにしようと思う。

今使用しているmacも5年ほど経っており、時折動作が怪しい(長時間作業していると画面上面に黒いラインが出てくるし、立ちあがらない時がある)。

まとめ

今週は大学以外にもハウスメイトが家のことを何もしないので余計ストレスが溜まり大変で血便も出たりしたが、来週は休みなので翌週にある集団遺伝学のテストには万全で臨めそうである。