【オーストラリア留学】大学の一年の流れ

ここ最近オーストラリアは渡航に関して規制を緩め始めています。留学生もそれに合わせて続々と渡豪しているのではないでしょうか。これから始まる留学生活に心躍らせつつ、大学がどのように進んでいくのか不安な方もいるでしょう。そこで今回は大学の一年の流れを実例とともに見ていきます。

目次

大学の学期制度、入学時期

学期制度は大学によって異なりますが、筆者の通っている大学のカーティン大学では2学期制を採用しており、それぞれsemester1、semester 2と呼ばれています。入学時期は通常2月及び7月になります。

しかし例外もあり、学部(理学療法学科など)によっては2月入学のみのところがあるので、オーストラリアの大学進学を考えている方はしっかり確認して色々予定を立てていきましょう。ヘタをすると半年暇です、みたいな状況になってしまいます。

ざっくり各学期の期間を説明すると

  • semester 1: 2月後半から6月前半まで
  • semester 2: 7月後半から11月前半まで

となります。

オリエンテーションウィーク

おそらくオーストラリアの大学はどこもそうだと思いますが、基本的に入学式と呼ばれるものはありません。その代わり、各学期が始まる前にオリエンテーションウィークというものがあります。オリエンテーションの種類として、留学生歓迎オリエンテーション、学部オリエンテーション及び学科オリエンテーションがあります。

留学生歓迎オリエンテーション

オーストラリアや大学について大まかな説明がされます。重要度は低い。

学部オリエンテーション

各学部学科の関係及び関連性が説明されます。重要度はそんなに高くない。

学科オリエンテーション

多くの人が初めて同じ学科の生徒と会話をする場になります。一学期ではこういう授業をやり、二学期ではこれをやりますという、より具体的な説明をされます。さらに学部で使う建物やラボの場所をメンターと呼ばれる2、3年生の生徒が案内してくれます。さらにこのメンターはweek 1まで毎日メールを送ってきてくれ、勉強や生活の助言をくれます。重要度は非常に高い、と言うより行かないとスタートダッシュに失敗する可能性大。

休みの種類

次は休みについてみていきましょう。休みはtuition free week、study week、 冬休み、夏休みの4種類があります。

tuition free week

各セメスターの中ほど(week 7)にある1週間の休み。休みといっても翌週に大体テストや課題の期日をぶち込んでくるのでちゃんと勉強しなよと言う大学からの無言の圧力がかかっています。ちなみに前までは各セメスター毎に2回あったが今年は1回になってしまい、生徒や講師陣から反発を招く結果となりました。これは今後も変わることはなさそうです。

study week

最後の授業の翌週にある、いわゆる試験勉強のための1週間。しかし強気な生徒は旅行に出かけることもある(筆者はそんなことできない)。

冬休み

semester 1 が終わるとある1ヶ月程度の短い休み。

夏休み

emester 2が終わるとある非常に長い休み。大体の留学生が自国に帰る。

学期の流れをおさらい(二学期を例に)

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授業内容は隠しましたが大まかにこんな感じになります。

注意

今回の内容はオーストラリアの筆者の通っている大学を例にして説明しています。3学期制を採用している大学も存在するので、他大学では全く参考にならない可能性もあります。よりご自身に合った情報を掴むためにより多くの情報に触れることをお勧めします。

最後に

オーストラリア政府が始めた留学生に関するキャンペーンのおかげでかなり多くの留学生がオーストラリアへ戻ってくることと思います。他の大学生とともにうまく生活を送る上で大学がどのように進んでいくのか知っておくのは重要です。いつに何があるのかを大学からのメールや資料でしっかりと把握し、より実りのある留学生活を送りましょう。