【オーストラリア留学】Credit for Recognised Learning (CRL)を用いた結果、約40万円が返ってきた

昨今の円安ドル高に戦々恐々としている筆者です。

今回はCredit for Recognised Learning (以下CRL)を用いて、一科目分のお金、約40万円が無駄にならずに済んだ話をしていきたいと思います。

Credit for Recognised Learning (CRL)とは

まずはCRLとはなんなのかについて見ていきたいと思います。

Credit for Recognised Learning (CRL) is credit granted towards a Curtin qualification on the basis of prior studies/qualifications or relevant professional work/life experience.

If CRL is granted, you are exempt from doing part of the course and you may complete it within a shorter period than the normal course duration.

出典: What is Credit for Rcognnied Learning (CRL)

簡単にまとめるとCRLとは

  • 以前の学習/資格または関連する専門的な仕事/生活経験に基づいて付与される単位
  • コースの一部を受講することを免除され、通常のコース期間よりも短い期間で修了可能

筆者の場合、コースの期間は通常の場合と同じですが授業料は約83万円削ることができました(それでもなお授業料は高いですが)。

免除されていた科目がリストから消えた

次に事の経緯を見ていきたいと思います。スポーツ科学部からバイオメディカルサイエンス学部にコース変更する際にCRLが適用され、HUMB2004とEPID1000という科目が免除になりました。EPID1000は一年の二学期の科目で、この時は両学期とも一括で手続きしたのでこの科目が既に免除されていることをすぐに確認することができました。今回問題になったのはHUMB2004。

f:id:average_ryugaku:20220331221341p:plain

exemptと書かれているのが免除になったもの。creditedとなっているものはスポーツ科学で取得した単位。

こちらの科目は二年次のHuman Biomedicineのメジャーの科目の一つだったんですが、科目のリストをよく見てもどこにもありません。

Biomedは新しく創設された学部で、どうやら筆者がコースを変更する時点では免除を受けていたHUMB2004が学習計画に組み込まれていたようですが、のちに新しい科目に変更になったようです。

その後クラス登録の時点では、素直に授業を受けようと思っていましたが、いざ授業が始まるとスポーツ科学でやってきたこと酷似しており、これは時間とお金の無駄だと考えるようになりました。

このままではモチベーションが下がってしまうと思い、元々免除になっていた科目の単位を新しくなった科目に移行できないかと考えました。

また、急激なオーストラリアドルに対する円安が始まり、82円そこそこだった値が3月下旬あたりから91円あたりをマークするようになり、これがさらに上記の考えを加速させました。

もう少しでお金をドブに捨てるところだった。

筆者の通う大学にはcensus dateというのがあり、この日を過ぎると科目をキャンセルしても返金してもらえなくなる制度があります。

大学側にメールを送ったのがその日の二日前で、自動返信メールには三日以内に返信するよと書いてありました。大体こういう時は満三日かかるので、もし当日になってもメールが返って来なかったら直接大学に赴こうという算段を立てました。

そして結局census date当日になってもメールは返ってこずプランBで行くことになりました。

手続き自体は簡単なんだろうなと思っていましたが、ここで少々問題が発生。

こういった類の質問はCurtin Connectという学生サポートセンターみたいなところでするのですが、そこでは対処できない相談だったらしく電話で学生課に尋ねることになりました。

そう、筆者は電話が大の苦手なのです。日本語での電話すらうまくできないのに英語で上手くできるわけありません。

しかし、40万円のためだと思い電話をし、対応してくれた方がかなり優しく対応してくれたおかげもあってなんとか手続きを完了することができました。

結局、新しくなった科目であるHUMB2014を学習計画から外し、免除になっていたHUMB2004を代わりに入れて、単位が付与される運びとなりました。

あと数日アクションが遅れていたら、科目をキャンセルして負担を減らすことができたとしてもお金をドブに捨てることになっていました。

f:id:average_ryugaku:20220402103757p:plain

返ってきたお金は翌学期の授業料に

返ってきたお金はというと、銀行口座に戻ってくるわけでは無く次の授業支払いに使われることになります。

f:id:average_ryugaku:20220401094147p:plain

銀行口座に返金されるわけではない

まとめ

無事に手続きを終え、学習的及び経済的負担を少し減らすことができましたが、お金が絡むことに関してはやはり何か変更があった時点で確認すべきだと改めて思い、反省しました。

今回のポイント

  • CRLが適用されるとコース費用を抑えられる
  • もう少しで40悪面が無駄になるところに
  • 学習計画に変更があったらすぐに確認すべし