西欧がコロナに関する規制を撤廃または緩めるのに続く形でオーストラリアの多くの州が規制を緩める一方で、中々大きな動きを見せない西オーストラリア州ですが、今回は自分が通っているカーティン大学の感染症対策を見ていきたいと思います。併せて他の州の大学はどうなのかも併せて確認できたらと思います。
カーティン大学の感染対策
まず大学の感染対策の一覧を見ていきます。
- 屋内でのマスク着用
- 屋外イベントでのマスク着用義務
- 1.5mの間隔を開ける
- 体調不良あるいはテストの結果を待つ間は家にいる
- 清潔に保つ
- 接触確認アプリを使う (先週撤廃済み)
これらのルールは一般的で日本でも行われていることだと思います。しかしながら、三番目の1.5mの間隔を開けるについては授業の形態上難しく守れていないのが現状です。
後一つ紹介していないのが
- ワクチン接種の義務
こちらについて日本の大学で行っている大学はあるのでしょうか。今のところ聞いたことがないのでちょっと気になるところです。
ワクチンを打っていない人は授業に参加できない
夏休みの終盤あたりに大学側から、大学を訪問する人を含む全ての学生、スタッフにワクチン接種義務を知らせるメールが届きました。この時点でお酒を買うために二回のワクチン接種を自分は終えていましたが、まさか大学がこのような義務を課すとは思いもしませんでした。ちなみに三回目が打てるようになったら打てという指示も出ています。
個人的にはこの取り組みに賛成か反対か聞かれれば、反対の立場を取るでしょう。理由は長くなるので割愛します。
また西オーストラリア州には四つの公立大学があるのですが、そのうち我が大学を含む三校がワクチン接種を義務化しています。
ちなみに授業が始まった一週目に反ワクチン・マスク団体がキャンパスに来てデモを行っていました。日本のように攻撃的でなく比較的穏やかなものでした。
他の州の大学ではマスクしている人はほぼ皆無らしい
三月に留学する際にお世話になった某留学エージェントでオンラインイベントが開催され、その際に各大学のコロナの感染対策について軽く触れました。
他の州の大学ではコロナ以前のような状態でマスクを着用している人を見かける方が珍しくなっているようです。また、街の様子もそのような感じだと言っていました。
一月の感染状況を踏まえると考えられませんが、いち早くゼロコロナからウィズコロナに路線変更したからでしょうか。
最後に
西オーストラリアの四つの公立大学のうち三校が実施しているワクチン接種義務。
個人の健康管理に介入してくるなんてどうかと思いますが、三回目は打ちたくないのでそれまでに西オーストラリア州も早く他の州に続いて規制を緩められるような状況に落ち着いてくれたらと願います。